表層地盤改良の施工状況確認

 
工事チェック

 
 本来は建築確認申請時に提示される「監理者」が工事監理を行いますが、ハウスメーカーなどでは、実質的に申請された「監理者」は工事監理を行っていません。ハウスメーカーでは、現場監督が工事管理を行っているだけです。工事監理と管理は同じ「かんり」ですが、業務の内容が異なります(詳しくは「三権分立の家づくり」をご覧ください)。
 
 きちんと工事監理を行うには、建築主が工事監理者を選定して契約することが必要ですが、多くの住宅建築現場ではそのようになっていません。その中で、きちんと建物の工事状況を第三者の建築士に見てもらいたいという要望もあり(当然のことだと思いますが)、胡桃設計では「工事チェック」という形態で業務とし対応しています。
 
 「工事チェック」を行うには、きちんとした図面や仕様書が必要です。どのように施工してあれば合格なのかの基準がないと検査ができません。まず図面や仕様書をそろえて頂くところから相談が始まります。 また「工事チェック」で指摘された不具合がきちんと補修されなければ意味を持ちませんので、ハウスメーカーなどと建築主、胡桃設計の三者で覚え書きを作成します。
 
 これまで多くのハウスメーカーの「工事チェック」を行いましたが、建物の工事契約前に、第三者の建築士に工事チェックを依頼した旨を伝えて、趣旨を説明することによりハウスメーカーから断られたことはありません。 詳しくは「お知らせ」の「工事監理のみを依頼されたい方へ」をお読みください。

筋かい金物の確認